郷土料理に触れましょう

《郷土料理に触れよう!》 ポカポカ暖かい日が続きますね! 今日は、金沢の郷土料理である“治部煮(じぶに)”をアレンジしたレシピをご紹介したいと思います!

じぶじぶと似るから、人名にちなむなど、名前の由来は、諸説あるようです。

治部煮は、小麦粉をまぶした鶏肉や鴨肉を、だし汁と煮ることで、お肉の旨味を閉じ込め、お出汁にとろみをつけてくれます。

材料 鶏モモ…1枚 塩胡椒…少々 小麦粉…適量 人参…1/4本 さつまいも…1/2本 レンコン…1節 オクラ…3本 🅰️だし汁…300cc 醤油…大さじ2 みりん…大さじ1 砂糖…大さじ1

作り方 ①鶏モモ肉を一口大にカットし、塩胡椒をまぶして、小麦粉をまぶす。 ②人参、さつまいも、レンコンは、一口大に切る。さつまいもは、水にさらし、レンコンは、酢水にさらす。オクラは、塩をかけて、板ずりし、食べやすい大きさにカットする。 ③鍋に🅰️の調味料を入れて煮立て、②の野菜を加え、①の鶏肉を加え、火が通るまで煮る。

☆栄養素☆ 鶏モモ肉は、鶏肉の中では、カロリーはやや高めですが、その分、タンパク質やビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB12など多くの栄養素が含まれています!

タンパク質は、体を構成するもっとも重要な成分で、免疫抗体、酵素、ホルモンなどもタンパク質からできています。

ビタミンB2は、糖質や脂質、タンパク質を体内でエネルギーにするのに必要で、疲労回復などに効果があります。 ビタミンB12は、赤血球中のヘモグロビンの生成を助ける働きがあり、貧血予防などに効果的です。 また、ビタミンKも含まれています。 ビタミンKは、骨の石灰化やカルシウムの沈着に効果的で、骨を作るのに重要な働きをしますので、成長期の時期や骨密度の低下が気になる高齢者の方には、特に摂取が望まれる栄養素です。 鶏モモ肉は、皮をはずすことで、低カロリーになりますよ!

今回は、家にあるお野菜で作りましたが、季節のお野菜とご一緒にどうぞ♫

管理栄養士 N