管理栄養士・栄養士講座
【講座企画にあたって】
弊社で開催している栄養ケアマネジメント講座の中で
毎回といっていいほど「嚥下食」の単語が飛び交い、質問が出ていました。
2022年より介護報酬も改訂され、
全国の管理栄養士さんは「嚥下」という問題に今立ち向かおうとしている。
と感じています。
本講座では、嚥下障害の治療において非常に大切な「嚥下対応食」レシピを作成するために必要な
医療的見地などを含めた基礎的な知識をお伝えする講座となります。
また本講座の立ち上げに関しましては４つの特別養護老人ホーム様や2か所の総合病院様、
またそこに属する管理栄養士６名、医師３名の皆様のご協力を経て企画していますが、本講座がすべてではありません。
しかしながら、今までありそうでなかった「ミキサー食でも刻み食でもない嚥下対応食」レシピ作成に至るまで、
少しでも管理栄養士さんに「美味しい」と感じてもらえる嚥下対応食を、超高齢化社会を迎える時代に備えて
今より少しでも楽しく美味しく作っていただけるような時代になれば…との願いを込めて企画しました。
～プログラム～
- 嚥下困難食は立派な治療食
- なぜ嚥下困難食が必要なのか
- 嚥下困難食は刻み食ではない
- 嚥下がスムーズに行われているのは脳の働き
- 嚥下困難のメカニズム（機能的障害と構造的障害）
- 低栄養・脱水との相関性
- 嚥下障害の問題点とマネジメント
- 嚥下困難食の成功の秘訣～マネジメントのその先～
- テクスチャーの条件
- 内科的疾患への対応（VF、VE、水飲みテスト）
- ワーク型ディスカッション～各々の症例に合わせたRecipe交換～
- 増粘剤の（各メーカーの）特徴
- 質疑応答
Tweet