夏の風物詩ところてんの献立!高知流の食べ方をご紹介☆

うだるような暑さが続いていますね。

冷たくてさっぱりした食べ物が恋しくなる季節です。

 

そんな時にぴったりなのが、日本の伝統的な夏の味「ところてん」。

清涼感あふれるこの食べ物には、意外な魅力がたくさん隠されています。

 

今回は、「ところてん」についてご紹介します。

 

 

驚きの低カロリー!ダイエッターの味方

「ところてん」の最大の特徴は、びっくりするほど低いカロリーです。

なんと100g当たりたったの2kcal (*)

これは白米に換算するとわずか0.6gです。

カロリーを気にする方にとって、まさに理想的な食べ物と言えます!

 

 

高知が誇る絶品ところてん

「ところてん」といえば三杯酢や黒酢をかけて食べるのが一般的ですが、

高知県には少し変わった食べ方があります。

 

それは

「かつおだしのスープで食べる」

 

この食べ方、一度試すと病みつきになること間違いなしです!

めんつゆに近い味わいのだしが、ところてん本来の酸味と絶妙にマッチします。

 

高知の豊かな食文化を代表する一品と言っても過言ではありません。

 

高知の有名な食べ物にはかつおやゆずなど色々ありますが、

個人的にはもっと「ところてん」をもっと押したいです!

 

そんな「ところてん」ですが残念ながら、高知県外でこの味を楽しむのは難しいです。

高知以外のスーパーでこの「ところてん」を見たことがありません。

 

そこで今回、簡単に自宅で再現できるレシピをご用意しました。

 

 

 

レシピのご紹介

<高知流ところてん>

材料(24人分):

・ところてん・・・2パック

(付属のタレは使用しないので味は何でもOK)

・★水・・・200ml

・★めんつゆ(かつお風味)・・・大さじ4

・★醤油・・・小さじ1

・ねぎ・・・適量

・おろし生姜・・・適量

・七味・・・適量

 

作り方:

  1. ところてんはザルにあげ、流水でよく洗う。

しっかり洗うことでところてんを作る際に使用されたの酢の味が薄くなります。

  1. ★を合わせてスープをつくる
  2. 器にスープところてんを入れ、ネギ、おろし生姜、七味をトッピングする



本来は、鰹節からだしを取った方が高知流に近くおいしくできますが、

手軽さを重視し、めんつゆで代用しました。

その代わりめんつゆは昆布などではなく、かつお風味のものを使用してください!

 

さっぱりとした喉ごしと深い旨みが織りなす、 新感覚の「ところてん」です。

この夏、ヘルシーで美味しい高知流ところてんで、 暑さを吹き飛ばしてみませんか?

 

 

 

献立のご紹介

高知流のところてんを使った献立はこちらです 

献立-----------------------------------

 *ごはん

*鶏肉と夏野菜のグリル

*ゴーヤと卵の炒め物

*もやしのナムル

*ところてん

*キウイフルーツ

  栄養価---------------------------------

 *エネルギー:710kcal

*たんぱく質:26.9

*脂質:26.3

*炭水化物:84

*塩分:3.6

 ---------------------------------------

南瓜・ピーマン・茄子・ゴーヤと旬の夏野菜を使用しました。

 

ゴーヤなどは今の時期しか出会えない野菜なので

今のうちに夏を味わっておきたいですね♪

 その他の夏野菜の記事はこちら

     ⇒ 夏の旬野菜を使ったお手軽レシピ!なすの揚げびたし

 

 

 

忙しい毎日の中でバランスの良い食事をつくるのは大変ですよね。

 すこしでも参考になれば嬉しいです。

 

 

参考文献

*)藻類/てんぐさ/ところてん-01.一般成分表-無機質-ビタミン類:文部科学省

 

 

 

筆者のプロフィール

株式会社メディカルフロンティア 専属ライター(管理栄養士)

▼管理栄養士の正社員勤務11

▼栄養指導3年、調理現場3年、献立作成5年、管理職6

これまで病院に所属し、主に栄養管理や献立管理を担当してきました。

これからは、少しずつですが身近な旬の食材を使った簡単レシピをご紹介していきます♪

コンセプトは、これまで携わってきた健康的な病院や福祉施設の献立をイメージしています。

食材は予算を考慮し、簡単な工程を意識した内容です。

お時間があるときに、ぜひ少しだけ立ち寄ってくださいね♪